2020-05-20 第201回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
具体的には、世界市場の九割以上を占める結晶シリコン系太陽パネルは、技術が成熟化をして生産工程のモジュール化が進んだことから、生産設備を購入すれば誰でも比較的容易に製造できるようになり、設備投資競争が進んでまいりました。日本企業の地位が低下した背景には、この競争に出おくれたことが大きな要因であると思っております。
具体的には、世界市場の九割以上を占める結晶シリコン系太陽パネルは、技術が成熟化をして生産工程のモジュール化が進んだことから、生産設備を購入すれば誰でも比較的容易に製造できるようになり、設備投資競争が進んでまいりました。日本企業の地位が低下した背景には、この競争に出おくれたことが大きな要因であると思っております。
今委員の御指摘いただきました点は、恐らくでございますけれども、現状におきまして申し上げますと、シリコン系及び化学系の、薄膜を含めた従来の技術の製造というのが中心になってございます。
二枚目の太陽電池の変換効率の推移というのと風力発電の大型化と発電コストの推移という表を見ていただきたいんですが、やっぱり太陽電池の場合は、現在使っている太陽光パネルというのは大体熱効率が二〇%ぐらい、良くてももう二一、二ぐらいと言われていますけれども、最近これ見ていますと、二〇一七年ではもう二六・七まで上がってきているということで、このシリコン系太陽電池のパネルも飛躍的にやっぱり熱効率が良くなってきているということがよく
現時点で、これらの材料の中で実用化されているもの、あるいは市場に普及をしておるものという観点で見ますと、これは何といいましてもシリコン系が中心でございまして、一部化合物を用いたものもございます。
太陽光発電というのは、生産では薄膜系、それからシリコン系などで日本はトップですが、導入では残念ながらドイツに抜かれて二位になっちゃいました。今後の展開では、先日、加納先生から宇宙空間の太陽光の話も出てまいりました。こうした夢が大きい計画から、核融合、ITERですね、それから、さらに海洋温度差発電、これなども実際にいろんな取組が進んでいると聞いております。
それから、農薬メーカーもやはり、あるいは一般の電機メーカーにおきましても、やはり社会的責任、CSRの観点から懸念があるという素材については、例えば燐酸化合物についてはこれを含まないシリコン系の難燃剤を使ったポリカーボネート樹脂の開発、そしてまた実際にそれを使っているわけでありますけれども、あるいは植物性のプラスチックを電気製品に使う、そういった意味では業界の方で代替物質を使うという話に進んでいる。
さらに、そのほかにもっといいものはないのかという質問がございましたけれども、有機すず化合物系の船底塗料というのは、微量の毒を溶出しながら海中生物が船底に付着することを防いでおりますけれども、最近は物理的な効果によって船底表面を防汚するシリコン系の塗料というものが、より環境に影響の少ない高性能な代替塗料として開発されていると承知しているところでございます。
○小岩井委員 七品目指定をするということでありますけれども、特殊材料ガスの表を見せていただいておりますけれども、実は、高圧ガス保安協会で出している特殊材料ガスの災害防止自主基準の中に出ております、三十七あるのですか、これだけある中で、シリコン系で六品目、砒素系で五品目、燐系で六品目、硼素系で四品日、金属水素化物で五品目、ハロゲン化物で九品目、金属アルキル化物で二品目あるわけですね。
それらのガスはいずれも毒性が強いものでございまして、例えばシリコン系のガスのシランの許容濃度は五ppmという数字が、ACGIH——アメリカの労働衛生専門家会議で勧告されている数字でございます。そのほか、例えば砒素系でアルシンがございますけれども、これはさらにその毒性は強くて、〇・〇五ppmという勧告がなされております。
そこで、通産省は、それではそういう把握をされているシリコン系ガスを初めとして四種類ばかりあるそういうものに対して、その処理というものについてはどのように対策をとられているのか、その点をお伺いします。
一つは、シリコンのウエハーに半導体の単結晶を成長させるというようなことに使いますシリコン系のガスでございまして、代表的なものはモノシランと言われております。それから二つ目は、トランジスタなどの半導体素子をつくり込む工程等々で用います、アルシンとかホスフィンと呼ばれておりますけれども、そういったガス類があるわけでございます。
そうすると、もう一度お尋ねいたしますけれども、厚生省のいまの御答弁で私はっきりしないというのは、シリコン系の物質というのは、いいとも言えないし、悪いとも言えない。これでは、逆に言うと、危険かもしれませんよ、危険でないかもしれませんよ。
たとえばそれが一般的に隆鼻術であるとか、あるいは豊乳と申しますか、あるいは豊頬、そういうようなことでそういうものを詰めるのだ、そういうものを注射するのだ、そういうふうなやり方が行なわれているということですけれども、厚生省としてそういうシリコン系の物質を注入するというふうなことが、安全なんだ、危険がないんだ、こういうふうにお考えになっているのかどうか。
そこで、まず問題の一つであろうと思われるいわゆるシリコン系の物質、こういうふうなものを注射をして注入をする。豊頬、隆鼻等の施術の際にそういうものが使われているらしいですが、そういうシリコン系の物質というようなものが、厚生省のお立場から見て、はたして安心できるものなのかどうか。